秋成茶会

御礼

この度は「秋成茶会」にご参加くださいましたこと、心より御礼申し上げます。

茶会当日は然程気温も冷えず、天気にも恵まれた日となりました。

今回の茶会では、三種異なる茶儀式を皆様に差し上げ、同時に七弦琴・古詩の吟唱を披露することができました。

茶室に広がる高冷茶の焙煎香・大紅袍の薬湯香、悠長な絲竹音、また窓より入り込むせせらぎの声が互いに交わり、しみじみと趣の深いひと時となったことと存じ上げます。

皆様に心地良い時間を差し上げられたこと、また日中茶文化の更なる一歩の理解及び交流に繋げられたことをお祈り申し上げます。

遠方より足をお運びいただいた方、重ねてお礼申し上げます。

茶会後、静寂に包まれた母屋に夕日が差し込んで参りました。金色の夕焼けがこの古き無鄰菴と溶け合い、庭園の紅葉は優雅に揺らぎ、この上なく秋を物語る情景となりました。

この度の茶会では不足点が多く、御見苦しい場面も多数あったかと存じますが、どうぞご寛容にお許しいくださいましたら幸いです。

今回の反省点は次への跳躍の種となり、またご機会ございましたら次回も当会茶会にぜひご来駕賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人　日中茶文化交流協会