第2回日中文化芸術祭IN万福寺×日中茶文化交流協会
- i-matcha
- 2023年11月4日
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日中茶文化交流協会新たなるマイルストーン —— 「禅茶一味」
萬福寺前代未聞、梵ばい・茶・書道初の融合

今からおよそ400年前、隠元禅師が中国より日本に渡り、黄檗宗を開教した。彼がもたらしたものは禅の思想だけでなく、黄檗という地が、煎茶道の発祥地となった。
茶、則ち木であり、禅、則ち根であり且つ枝でもあり、共に生き蔓延る。
此れ、「禅茶一味」の縁である。
茶のご縁、禅のご縁という言葉があるが、全て「縁」という言葉を柱としている。
この度本会は、ご縁を以って「中日平和友好条約締結45周年記念 第2回日中文化芸術祭IN万福寺」にて日中茶文化交流パフォーマンス、「禅茶一味」をご披露。

日本茶席では、小笠原流煎茶道、小笠原秀邦家元嗣による煎茶道お点前。
小笠原流は中国北京、上海、杭州、南京、深圳、舟山にも支部を持ち、煎茶道普及に努められる。

中国茶席では、茶芸師于佳先生による文献に基づいた「禅茶十八式」お点前の実演。

聳え立つ幕には、万福寺近藤管長による書「禅茶一味」が掲げられ、揺れる松針越しに映し出されるその様は、一層古拙な趣が感じられる。

茶礼始まり後、梵音突然現れる。その音は黄檗山を突き通すが如く、途端には山中一音一物なく、一塵すら見えぬ。この唐音梵ばいは隠元禅師がもたらした時の音をそのまま継承したものであり、現代中国標準語とも多所類似している。

今回は萬福寺前代未聞、梵ばい・茶・書道初の融合となり、実に印象強く記念すべきものとなった。また、この度「禅茶一味」来賓は数百名、日本初の野外での茶席と梵ばいの披露として、新たなマイルストーンともいえよう。これもひとえに、万福寺の全面的なバックアップ、黄檗文化促進会林会長のご指導、朝早くから駆けつけてくださった先生方のおかけである。

梵語の響きがお茶に溶け入る時、我々は願いを込める。禅茶盡たず、平和永久に。







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